ウィリアムズ・ホンダFW11

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86年のウィリアムズチームは元チャンピオンのピケを迎え入れた。そしてチャンピオン争いは最終戦までもつれ込んだが、ポイントを大きくリードしていたのがマンセルだった。最多5勝のマンセルは3位以上でチャンピオンになる計算だった。レースでは3位をキープしていたが、不運にも64周目に左リアタイヤがバーストしてそのままリタイアしてしまった。結局、一番不利だと思われていたプロストがチャンピオンを獲得した。この年のウィリアムズチームはフランクが交通事故で車いす生活になるという大きな出来事もあった。だがそんな中、チームは9勝してコンストラクターズチャンピオンを獲得している。そして翌年の初開催の鈴鹿で再びマンセルに不運が起きることになる。

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